シルドでは国内外の洋材、国産材をディーラーより調達しています。
調達希望の方はこちらのリストを参考にお問い合わせください。
http://sirdlaboratory.web.fc2.com/mokuzaityoutatu.html
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メキシカンロイヤルエボニーS&B ドレッドサイズ(ドライエイド処理)
¥19,690
SOLD OUT
ハカランダ系統的サウンドを持つ、隠れた一品のサイドバック材です。 エボニーという名前ですが、このメキシカンロイヤルエボニー(Katalox)。実はマメ科の植物です。 エボニーはカメルーン、インド、カリマンタンなど真黒やスモーキー含め各種楽器用途で流通していますが、これらのエボニーはいわゆる”カキノキ科”のためどちらかと言えばローズ系統に近くなります。 派手な模様の個体も見つかりますが実際外観を見てもインドローズに近い色味や杢であったり、一見すると紫檀と呼ばれるようなローズ個体とも見える風格で、かなりローズ的な風味の印象が強い材です。 ハカランダとはやや雰囲気は異なりますが、かなりエキゾチックな杢も見て取れる個体もあります。 非常に重厚で堅牢とされており、個体差はあるものの水に沈む密度とされていますので、どの程度かはある程度想像できるかと思います。 高強度ローズ群のカッチリしたトーンを有しており、触った感じホンジュラスやマダガスカルといったポストハカランダとかなり類似したグループに属する優秀さがあり金属的な鳴りが特徴です。 特別モデルとして Martin Custom Shop などでの作例などが既にある様で、有名メーカーでもカスタム品として採用するに値する素材と認識されているようです。 【メキシカンロイヤルエボニーS&B】 Back サイズ 約555(長)×224(巾)×5(厚)mm Side サイズ 約905(長)×138(巾)×5(厚)mm (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください)
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メキシカンロイヤルエボニーS&B(ドライエイド処理)
¥19,600
ハカランダ系統的サウンドを持つ、隠れた一品のサイドバック材です。 エボニーという名前ですが、このメキシカンロイヤルエボニー(Katalox)。実はマメ科の植物です。 エボニーはカメルーン、インド、カリマンタンなど真黒やスモーキー含め各種楽器用途で流通していますが、これらのエボニーはいわゆる”カキノキ科”のためどちらかと言えばローズ系統に近くなります。 派手な模様の個体も見つかりますが実際外観を見てもインドローズに近い色味や杢であったり、一見すると紫檀と呼ばれるようなローズ個体とも見える風格で、かなりローズ的な風味の印象が強い材です。 ハカランダとはやや雰囲気は異なりますが、かなりエキゾチックな杢も見て取れる個体もあります。 非常に重厚で堅牢とされており、個体差はあるものの水に沈む密度とされていますので、どの程度かはある程度想像できるかと思います。 高強度ローズ群のカッチリしたトーンを有しており、触った感じホンジュラスやマダガスカルといったポストハカランダとかなり類似したグループに属する優秀さがあり金属的な鳴りが特徴です。 特別モデルとして Martin Custom Shop などでの作例などが既にある様で、有名メーカーでもカスタム品として採用するに値する素材と認識されているようです。 【メキシカンロイヤルエボニーS&B】 Back サイズ 約555(長)×169-194(巾)×5(厚)mm Side サイズ 約903(長)×126(巾)×5(厚)mm (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください)
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新型ブーストエイジング・キューバンマホガニー(ポイント保有限定品)
¥34,650
【新型OGCドライエイジング済み】 ●キューバマホガニー(マレー半島産) 商業的に流通した初めてのマホガニーと呼ばれ、始祖のマホガニーとなるこのキューバン種。人類史の大規模なマホガニー使用の歴史はここから始まったと言われます。 英国アンティーク家具用の高級材として比較的早々に乱獲で枯渇してしまったため、アコースティックギター黄金期には既にその代替材であるホンジュラス産が使われ出していたとされる非常に珍しいマホガニー材です。 こちらはドライエイジングの各種変化を見るために、長期試験で様々に処理を行ったラボの特殊ストック品で、熟成期間も長いだけでなくかなり強い処理を幾度と受けてエージングされたものになります。 このキューバンは原種を植林したタイプで、道路の区画整理で近年伐採されたものです。 綺麗なリボン杢が出ており光沢感も綺麗で、色味は明るいタイプですが、防風林だったためか風の影響がある様に感じます。 今回情報の少ないキューバン種という事で試験的にドライエイジングの反応を数年に渡って確認致しましたが、商業的流通の要因か寝かし乾燥が短かった様で、実際エイジングを行った結果、この素材については経年変化がゆっくり進むエイジングの難しい樹種という印象でした。 しかしながら乾燥後のポテンシャルは十分にあり、初期状態からは見違えるほど変化量は大きめの素材かもしれません。 樹種の乾燥評価としては経年変化でポテンシャルを引き出すのがトップクラスに難しい素材です。乾燥サンプルが少ないので明言は避けますが、自然乾燥で長期管理されたであろうヴィンテージクラスのキューバンは良い頃合いかと思いますが、いわゆる鳴るまでに時間がかかるというタイプかもしれません。 そして肝心の鳴りはやはりマホガニー特有のものを感じますが、ホンジュラスと比べてややカラッと明るい印象で鳴ります。 日の当たる休日の窓際が似合いそうな、軽快で陽気なトーンキャラクター。 ホンジュラスとはやや異なるベクトルのサウンドを持ち合わせているのがこのキューバンの特徴です。 幻とされるキューバンマホの鳴りを是非ご体感下さい。 【SPストック・キューバンマホガニー】 Back 約566~570(長)×198(巾)×5(厚)mm Side (サイズ予定)約830(長)×145(巾)×4(厚)mm ●柾目 ●OMサイズ以下 (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください) ポイント購入者専用品となりますので、ポイントを購入されてポイント払い(送料含む)を申請して頂けます様お願いいたします。 http://sirdlaboratory.web.fc2.com/point_charg.html
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ディープドライエイド・ホンジュラスマホガニー
¥33,500
【長期熟成スペシャルストック品】 アコギ材としてローズと双璧のホンジュラスマホガニーサイドバック材です。 D-18やj-45などアコギの伝統のサウンドを作り上げたもう一つの王道の素材です。 国内でも入手が難しくなってきており、メーカーではアフリカンに移行する動向も見て取れます。 こちらはドライエイジングの各種変化を見るために、長期試験で様々に処理を行ったラボの特殊ストック品で、熟成期間も長いだけでなくかなり強い処理を幾度と受けてエージングされたものになります。 マホガニーは見た目や質感的に類似の材がありますが、ビッグリーフとスモールリーフなどの正統なマホガニーと呼べる血統は限られており、このホンジュラスマホガニーも数少ない正当な”マホガニー”を名乗れる材です。 これまで比較的潤沢に入手可能だった材ですが、ワシントン条約の規制対象のため国内市場からは急速に在庫が減少してきている様に感じます。 ホンジュラスマホガニーは長らく中~上級クラスのギターに使われており、ヴィンテージも存在するほどポピュラーな存在だったため、音の傾向や経年変化の程度、またタマ数が多い事もあり情報が多い材でもあります。 今回処理されたホンジュラスはマーチンD18などで良く見るプレーンな木目のもので柾目状。 品質もよく国内の倉庫で数十年寝かせていた保管品のため、上等品質を選び放題だった良い頃の取り置き材だったと思われます。 マホガニーも比べると色々と違いを感じますが、この暖かく甘い倍音感が鳴りに漂うのはホンジュラスマホ特有のものではないでしょうか。 実験で経過観察を見るために画像左のバック片面のみカンナがけがされています。 【SPストック・ホンジュラスマホガニー】 Back サイズ 約560(長)×233(巾)×5(厚)mm Side サイズ 約850(長)×134(巾)×5(厚)mm ●柾目 ●ドレッドノートサイズ (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください)
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ココボロ・ブリッジ材(ドライエイド処理)
¥2,980
【ココボロブリッジ材】 ポストハカランダと呼ばれるグループの中の一つで別名サザンアメリカンローズウッドと呼ばれ、中南米に生息しているローズウッドです。 非常に密度が高く油分が豊富なため乾燥に時間がかかりますが、乾燥後は安定感があり光沢の出やすい素材です。 中南米のローズという事もあってか、ハカランダのように派手な木目の出る樹種でもあります。色彩もカラフルな印象で茶から赤にオレンジと実に変化に富む色彩を持つものが多く見られます。 材を挽くと七色に輝く虹色の色彩が現れ、乾燥の段階で様々に色味が変化するためココボロの七変化とも呼ばれる様です。茶褐色、黒縞目や赤目などハカランダにも似た渋派手な色彩へと落ち着きます。 既に高級ギターで散見されるニューハカランダのローズ素材なだけあって流石に強度が相当高い部類で、ハカランダの様にカンカンとしたやや金属チックな響き方をしアタック感が強く反応が速いです。ローズウッドでも杢の派手さやトーンを考慮すると上位クラスな印象で大変レベルの高い素材です。 こちらは新型ドライエイジングにて強化処理を行ったディープ材でポテンシャルを高められており、ハカランダの代替材としてお勧めの材です。 【サイズ】 ●ココボロブリッジ (A~C) 約200(長)×42(巾)×15(厚)mm ( D ) 約200(長)×53(巾)×15(厚)mm Dサイズは一部節があるため大き目としています。 ※ブリッジ用Dryセッティング仕上げ (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください) 注:画像のブリッジはサイズ比較用です
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ココボロ指板材(ドライエイド処理)
¥11,600
【ココボロ指板材】 ポストハカランダと呼ばれるグループの中の一つで別名サザンアメリカンローズウッドと呼ばれ、中南米に生息しているローズウッドです。 非常に密度が高く油分が豊富なため乾燥に時間がかかりますが、乾燥後は安定感があり光沢の出やすい素材です。 中南米のローズという事もあってか、ハカランダのように派手な木目の出る樹種でもあります。色彩もカラフルな印象で茶から赤にオレンジと実に変化に富む色彩を持つものが多く見られます。 材を挽くと七色に輝く虹色の色彩が現れ、乾燥の段階で様々に色味が変化するためココボロの七変化とも呼ばれる様です。茶褐色、黒縞目や赤目などハカランダにも似た渋派手な色彩へと落ち着きます。 既に高級ギターで散見されるニューハカランダのローズ素材なだけあって流石に強度が相当高い部類で、ハカランダの様にカンカンとしたやや金属チックな響き方をしアタック感が強く反応が速いです。ローズウッドでも杢の派手さやトーンを考慮すると上位クラスな印象で大変レベルの高い素材です。 こちらは新型ドライエイジングにて強化処理を行ったディープ材でポテンシャルを高められており、ハカランダの代替材としてお勧めの材です。 【サイズ】 ココボロ指板 (A) 約530X70X7.5mm ココボロ指板 (B) 約530X81X6.5mm (乾燥経年変化処理により材の硬度が上昇していますので、加工時はその点ご留意ください)
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【新型ブーストエイジング・ヨーロピアンスプルース】
¥14,980
このヨーロピアンは寒冷なアルプス山脈地帯より産出されたスプルースとなります。 ヨーロピアン材は他のスプルースよりも高価で、中級以下のギターでは見る事がありませんがその素性の良さはこの素材からも感じる事が出来ます。 アルプス山脈はイタリア、ドイツ、スイスなど広域に渡っており、スプルースは収穫された時にその国や地域の名前で呼ばれたり(イタリアンアルパインやドロミテなど)しますが、生息地域によって土壌や気候、日当たり等によって個体に違いが出るようです。 こちらは比較的綺麗な柾目個体で、寒冷によるゆっくりとした成長の痕跡が見て取れますね。 その分目は詰まっており、素直な高グレード材の特徴があります。(ジャーマン、イタリアンアルパインなどと類似) 肝心の鳴りはジャーマンと比べると若干柔らかい鳴りが特徴で、ストレートな鳴りの印象のシトカなどと比べるとやや艶感がありヨーロッパ材の特徴を感じます。 今回は新型ドライエイジングの強化処理にて従来型の数年長期熟成となるディープドライエイジングに匹敵するサウンドエンジングが施されており、ジャーマンと並行して処理を行いましたが、処理反応も良くジャーマンは使用出来ないがヨーロッパ系統種のスプルースを使いたいという方にもいい素材です。 このしなやかさにプラスして経年変化によるレンジ感の底上げされたトーンは、音色的に気に入る方もおられるかと思います。 鳴りの線がストレートでパワフルなものよりも、繊細な鳴りであったり、やや放物線を描くような音を狙われる方も選択肢とされても良いかもしれません。 特殊乾燥によって通常材から鳴りが引き上げられた欧州材の魅力をご体感下さい。 【新型エイジング・ヨーロピアンスプルース】 ●板厚4.5mm ●柾目 ●ドレッドノートサイズ
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【新型ブーストエイジング・ジャーマンスプルーストップ】
¥18,500
【2020新型ブーストエイジング品】 非常に楽器のトップに向いた特性であり、クラシックギターを始め古典楽器などに伝統的に使われて来たスプルースで、欧州の木製楽器の歴史を作ってきたスプルースです。 アディロンダックはパンチ感がありどことなく荒々しくワイルドさがあるのが特徴ですが、ジャーマンは鳴りの質感がやや上品な傾向にあり、フィンガーピッキングなどソロプレイヤーに好まれる傾向にあります。 双方ともに音響特性に優れ剛性感があり、ヨーロッパはジャーマン、アメリカはアディロンダックを双璧とする声もあります。 どちらもレベルは高く拮抗しており非常に良い材ですが、ヨーロッパ種はアディロンに比べ少し鳴り出すのが遅い材とされます。 ポテンシャルは非常に高いのですが、樹種や個体の特徴によって経年変化で鳴り出すのに差異がある事も多く、今回は新型ドライエイジングの強化処理にて従来型の数年長期熟成となるディープドライエイジングに匹敵するサウンドエンジングが施されています。 鉄弦のアコギはもちろんですが、クラシックギター用材としてもGood。 新型ドライエイジングによりブーストされたジャーマンの鳴りを是非ご体感下さい。 【新型エイジング・ジャーマンスプルース】 ●板厚4.5mm ●柾目 ●ドレッドノートサイズ
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ディープドライエイド・アディロンダックスプルース
¥100
SOLD OUT
【長期熟成スペシャルストック品】 アコギ材として今なお王道の存在であり、ヴィンテージギターに使用された事で伝説となったアディロンダックスプルース。 こちらはドライエイジングの各種変化を見るために、長期試験で様々に処理を行ったラボの特殊ストック品で、熟成期間も長いだけでなくかなり強い処理を幾度と受けてエージングされたものになります。 アディロンダックスプルースは戦時中は軍事産業にも数多く使用された素材でもあり、近年は酸性雨などで多くが失われて来ています。 近年手に入るものは目が幅広のものが多い印象ですが、海外にて情報収集しますと、年代が特に古いヴィンテージになると意外と木目幅が広くない詰まったものがよく見られるとも言われています。 今回処理されたアディロンは目幅が1~2mm程度と比較的細かいもので、処理が長かった事もありかなり褐色に焼けた風貌になっています。また、乾燥にてやや縮みが出たため端の部分にクラックが出たので割れ止め処理を行っていますがドレッドサイズが十分に取れる範囲で止まっており問題ありません。それと同時に収縮による光沢感のある鱗状の模様の出現が見られます。 また、表には影響がありませんが裏面に節があります。 横から見ますと深さ1.5mm程度ですのでサンディングである程度落ちそうである事と、サイド付近ですので影響は少ないものと思われます。 このため長期熟成とコスト高ではあるのですが、やや訳ありディスカウントとなりますので、純粋にスペック重視の方には面白い素材になりそうです。 ヴィンテージ系でも、よりオールドスペックを目指される方に使用して頂きたい一品です。 【SPストック・アディロンダックスプルース】 ●板厚5mm ●細柾目 ●ドレッドノートサイズ
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フレイム1Pメイプル・ストラトネック(ディープドライエイド)
¥18,700
SOLD OUT
ヴィンテージとは、時の流れが生み出した偶然の産物。 少しずつ、少しずつ・・・そしてまた、少しずつの変化を何十年、何百年と積み上げて行く事で到達する世界が存在します。 平常時では変化が見られない工程も、ある条件下では特定の反応を見せる奥深さがトーンウッドにはあります。 効果の異なるAの変化、Bの変化、Cの変化、Dの変化・・・ ヴィンテージは長い期間をかけてこれらが複雑に、少しずつ徐々に起こりますが、それぞれ使用状況も様々で管理される気候や方法も千差万別です。あるものは非常に良く鳴るものの、あるものはそうでもなかったり等、ヴィンテージは変化のバラつきが本来とても大きいものです。 Aの工程は進んでいるが、Bが進んでおらず、Cとの値の兼ね合いも悪く相殺しておりヴィンテージとしては並クラス。あるものは保管環境が偶然良かったためか、バランスよく反応が進んで上位クラスなど。 樹種によって狙う各工程の重要度もバランスも異なり、同じ樹種でも乾燥状態は大抵その都度異なるため、個体差による合わせが大変重要になってきます。 何でもかんでもそれらを行えば音響的に最善というものでもなく、最も効果が最大になるポイントの選定や、それらを組み合わせた処理のバランスの”見極め”が非常に肝です。 それらの兼ね合いをその都度変化させて、その材が持つ最大のポテンシャルへ歩み寄る事を目指したものが、複合技法にて行われるドライエイジングです。 ■フレイムメイプル・ストラトネック ネック用のプロセスを施したフレイムの美しいワンピースネックです。 伝統的な21F仕様で、ネックヒール側からロッド調整可能なタイプ。 経年処理によって杢がより深くなって光沢反射が高まっており、比較的軽量な固体で、エイジングも相まって軽やかな鳴りを見せています。 【仕様】 ・フレイムメイプル1ピース ・21フレット ・牛骨ナット ・グロス塗装仕上げ ・ネック厚み(1F上部22.3mm)(12F上部24.1mm)(21F上部25.6mm) ・表ポジションドット(アバロン) ・未使用品 ※寸法はノギスでの計測です。多少の誤差がある可能性がありますので、およその参考値とされてください。
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プレーン・ローズ指板ストラトネック(ディープドライエイド)
¥9,800
SOLD OUT
ヴィンテージとは、時の流れが生み出した偶然の産物。 少しずつ、少しずつ・・・そしてまた、少しずつの変化を何十年、何百年と積み上げて行く事で到達する世界が存在します。 平常時では変化が見られない工程も、ある条件下では特定の反応を見せる奥深さがトーンウッドにはあります。 効果の異なるAの変化、Bの変化、Cの変化、Dの変化・・・ ヴィンテージは長い期間をかけてこれらが複雑に、少しずつ徐々に起こりますが、それぞれ使用状況も様々で管理される気候や方法も千差万別です。あるものは非常に良く鳴るものの、あるものはそうでもなかったり等、ヴィンテージは変化のバラつきが本来とても大きいものです。 Aの工程は進んでいるが、Bが進んでおらず、Cとの値の兼ね合いも悪く相殺しておりヴィンテージとしては並クラス。あるものは保管環境が偶然良かったためか、バランスよく反応が進んで上位クラスなど。 樹種によって狙う各工程の重要度もバランスも異なり、同じ樹種でも乾燥状態は大抵その都度異なるため、個体差による合わせが大変重要になってきます。 何でもかんでもそれらを行えば音響的に最善というものでもなく、最も効果が最大になるポイントの選定や、それらを組み合わせた処理のバランスの”見極め”が非常に肝です。 それらの兼ね合いをその都度変化させて、その材が持つ最大のポテンシャルへ歩み寄る事を目指したものが、複合技法にて行われるドライエイジングです。 ■プレーン・ストラトネック ネック用のプロセスを施した定番のローズウッド指板ネックです。 22F仕様で、ヘッド側からロッド調整可能なタイプ。 塗装はかけておらずよりハードな経年反応によって杢がより深くなって光沢反射が高まった特別品です。そのため、やや反応が進んで表面が褐色に焼けています。 材の繊維が経年変化でよく締まっており、高強度から来るタイトで見通しの良い鳴りと速いアタック感が特徴です。 【仕様】 ・ハードメイプル&ローズウッド指板 ・22フレット ・牛骨ナット ・塗装なし ・ネック厚み(1F上部22.6mm)(12F上部23.8mm)(21F上部26.6mm) ・表ポジションドット(ホワイトパール) ・未使用品 ※寸法はノギスでの計測です。多少の誤差がある可能性がありますので、およその参考値とされてください。 テレキャスターやベースネックの新品製作のご依頼も承りますので、お考えの方はご要望をメールフォーム等からお問い合わせください。 追って納期と料金をご連絡致します。
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マダガスカルヘッドプレート材(ドライエイド処理)
¥1,500
SOLD OUT
マダガスカルローズウッドのヘッド用化粧板です。 マダガスカルローズはハカランダが海を渡り別の土地に根付いたものという話も聞きますが、実際見た目はハカランダよりも素直で木目のうねりは控えめで質感はやや粗い様に感じます。しかしながら、その軽快な高音の抜けはハカランダグループと呼ばれるに相応しい実力を秘めています。 この固体はドライエイドによって強度とサウンド共に強化されており安定性も良好です。 外観は柾目的タイプですが、マダガスカルの野生味を感じる質感です。 サウンドポテシャルは抜群に高い個体のようで、タップトーンはハカランダに肉薄するレベルでありサスティーンの長さと音の質感の滑らかさは高水準に位置しているように感じます。 現在ほとんど狂いは見られませんので、良好な素材としてお使い頂けます。 ヘッド用の化粧板ですが、そのためより見栄えがする様にエイジングにて杢の深みの強化などが行われています。 ポストハカランダでも人気があるマダガスカルローズ。 指板・ブリッジとセットでどうぞ。 ヘッドプレート用Dryセッティング仕上げ
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インドローズヘッドプレート材(ドライエイド処理)
¥800
定番のインドローズのヘッド用化粧板です。 インディアンローズウッド。通称インドローズと呼ばれ、ギター界隈ではエレキギター&アコースティックギター共によく使用されており、現在ポピュラーかつ非常に幅広いグレードにて見かける定番素材です。 指板、ブリッジ、サイドバックと重要なポイントに好んで使用され、王道を勝ち取った伝説的中核の楽器であるMartinD-28、Fender stratcaster、Gibson Les Paul、J-45など、この素材を抜きには語れないほど歴史と実績のある素材のひとつです。 適度なアタック感と音楽的なトーンは他の材を知るほどギターのスタンダードと呼ぶに相応しいものですが、近年生物保護対象に選ばれてしまいましたので徐々に手に入り難くなると予想され、今後貴重になる素材です。 ヘッド部のプレート用に使いやすい柾目の杢をチョイスしており、インドローズ用に最適化したドライエイジングにて木目のコントラストと音響特性の底上げを行った特別品です。 【サイズ】 インドローズヘッドプレート用柾目材 2×92×200ミリ
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ココボロヘッドプレート材(ドライエイド処理)
¥2,500
ココボロのヘッド用化粧板です。 ポストハカランダと呼ばれるグループの中の一つで別名サザンアメリカンローズウッドと呼ばれ、中南米に生息しているローズウッドです。 非常に密度が高く油分が豊富なため乾燥に時間がかかりますが、乾燥後は安定感があり光沢の出やすい素材です。 中南米のローズという事もあってか、ハカランダのように派手な木目の出る樹種でもあります。色彩もカラフルな印象で茶から赤にオレンジと実に変化に富む色彩を持つものが多く見られます。 既に高級ギターで散見されるニューハカランダのローズ素材なだけあって流石に強度が相当高い部類で、ハカランダの様にカンカンとしたやや金属チックな響き方をしアタック感が強く反応が速いです。ローズウッドでも杢の派手さやトーンを考慮すると上位クラスな印象で大変レベルの高い素材です。 【サイズ】 ココボロヘッドプレート用柾目材 3.5×90×208~254ミリ
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ジリコテヘッドプレート材(シャム柿)(ドライエイド処理)
¥1,700
ジリコテ(シャム柿)のヘッドプレート材です。 ジリコテは中米、メキシコの南部からグアテマラ、ベリーズなどに生育している木で、ギターでも高級材として知られています。 かなりの希少材のため非常に高価。ジリコテはマホガニーの様に高級家具の材料として主に使用されます。他にはその高い信頼性の強度からフローリングなどの内装材や銃床などにも用いられます。 乾燥時に割れやすい特徴がありますが、乾燥後は安定的で割れにくくなり彫刻の材料としても使用される事も。 密度も高く非常に強度の高い部類の木ですが、その独特の濃淡の境がはっきりとした様な色彩と独特の模様は、まるで水墨画のような趣のある表情が楽しめます。 既にギターでも使われている高級素材ですが、そのサウンドはカンカンと硬質な響きでブライトな明るいトーンです。弾力性にも定評のある素材のため、思いの外鳴らしやすく、綺麗な響き方をするエキゾチックな素材です。 【サイズ】 ジリコテ(シャム柿) 2×93×202ミリ
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ゼブラウッドヘッドプレート材(シャム柿)(ドライエイド処理)
¥1,550
ゼブラウッドのヘッドプレート材です。 ゼブラウッドはアフリカ大陸の中央部にある熱帯雨林で広く分布しており、特にカメルーンやガボンなどの西アフリカに多く生育している木です。 ギターでも有名メーカ等にて使用例があり硬質材として知られています。 杢肌は比較的粗い雰囲気があり、どことなく縞模様のあるホワイトアッシュ的な印象を受けます。この特徴的なシマウマのような美しい縦縞がでる事からゼブラウッドと呼ばれます。 ゼブラウッドはその材の繊維中に乾燥しにくい部位と乾燥しやすい部位がある様で、乾燥は難しく時間をかけて行う必要がありますが、乾燥後は安定した木材になるという特徴を持ちます。総じて乾燥に時間がかかる素材です。 木肌は緻密ですが材質は荒くて、やや狂いやすい為、使用はやや難しいとされています。しかし、非常に重厚な雰囲気のある良材で仕上げ面には光沢も出る事から、過去に家具の化粧板で大流行した程の外観が非常に美しい木材です。 また生木には独特の酸味のある芳香があるのも特徴です。 既にギターでも使われている素材ですが、強度も高くそのサウンドは重量のあるホワイトアッシュを連想するような硬質な響きでブライトな明るいトーンです。 この特性のため、ギターだけでなくベースなどにもよい素材かもしれません。比較的マイナーな材ですが、鳴り物としてのポテンシャルはかなり高い素材です。 【サイズ】 ゼブラウッド 2×113×200ミリ
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ジリコテ(シャム柿)(ドライエイド処理)
¥4,600
ジリコテ(シャム柿)の多用途材です。 ジリコテは中米、メキシコの南部からグアテマラ、ベリーズなどに生育している木で、ギターでも高級材として知られています。 かなりの希少材のため非常に高価。ジリコテはマホガニーの様に高級家具の材料として主に使用されます。他にはその高い信頼性の強度からフローリングなどの内装材や銃床などにも用いられます。 乾燥時に割れやすい特徴がありますが、乾燥後は安定的で割れにくくなり彫刻の材料としても使用される事も。 密度も高く非常に強度の高い部類の木ですが、その独特の濃淡の境がはっきりとした様な色彩と独特の模様は、まるで水墨画のような趣のある表情が楽しめます。 既にギターでも使われている高級素材ですが、そのサウンドはカンカンと硬質な響きでブライトな明るいトーンです。弾力性にも定評のある素材のため、思いの外鳴らしやすく、綺麗な響き方をするエキゾチックな素材です。 小物用のサイズですが、薄くカットしてヘッドプレートなどの化粧板の様な使い方も宜しいでしょうし、鳴りの良い材ですので鳴り物にもどうぞ。 【サイズ】 ジリコテ(シャム柿) 17.5×78×410ミリ
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タイガーブラックウォルナット・指板材(ドライエイド処理)
¥4,550
SOLD OUT
アメリカ産ブラックウォルナットの虎目杢指板成形用材です。 ウォルナットはクルミの一種で、【世界三大銘木】~チーク~ ~マホガニー~と並んでテーブルといった家具などによい素材として、産業的に好まれ多く使用されています。 ウォルナットはいくつか種類が確認できますが、現在多くがアメリカ産のものとなる様です。 ギター界隈ですと、いわゆるサイドバックではマホガニーかマメ科の素材が多く人気ですが、こちらはクルミ科クルミ属の広葉樹となっています。 調べると高級家具での使用が散見されますが、楽器での使用も比較的歴史がありますので、ややタマ数は少ないものの見かけた事のある方はおられるかもしれません。 素材としては温度湿度変化に強く、狂いが少なく加工性が良好で強度と粘りがあります。 紫外線に当たることで、濃い褐色が徐々に明るい茶褐色へ変化していく素材でもあります。 マホガニーの様な大きい導管が見られ、杢肌の質感も近しい雰囲気のある素材ではないでしょうか。 サウンドの傾向は、よくマホガニーとローズの中間といった表現をされます。 周波数レンジバランスは良好な素材で万遍なく鳴り、マホガニーの様なレスポンスも備えている音で、明るい音のマホガニーよりはニュートラルかやや抑えた音で、ローズの暗さよりは明るいかなという印象です。どことなくタイト感があり、低域が幾分締まって聞こえるからか、ややあっさり気味な雰囲気があります。 こういった特徴からかコード等は分離も良く、中域にピークのあるトーン。 この固体はドライエイドによって強度とサウンド共に強化されており、外観は柾目の上位クラス品です。色味は落ち着いた雰囲気の素材ですが、トラ目が出現した綺麗な素材でマホとローズの中間の様な雰囲気の音を持ち合わせており、指板素材として見た場合レスポンスが高い事からニュアンスが出しやすい傾向にあるかと思われます。 現在ほとんど狂いは見られませんので、良好な素材としてお使い頂けます。 指板としてはやや珍しい素材ですが、綺麗なトラ杢が出現していますので、塗装をかけて杢を強調されてみては如何でしょうか。 【サイズ】 約526×66-8ミリ 指板用Dryセッティング仕上げ
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スモーキーエボニー・指板材(ドライエイド処理)
¥6,600
スモーキーエボニーの指板成形用材です。 エボニーは非常に乾燥が遅い材であるにも関わらず多くの楽器に使われており、ある程度の乾燥を受けてなお、楽器になってからも動く事が非常によく見られる厄介な材です。楽器になってからも動き、板の割れやネックの反り捩れの原因となるケースが少なくありません。 しかし、ひとたびドライエイジングにて狂いなどを先出しした後は非常に安定的で、緩さがぐっと締り、強度の向上や音抜け改善など変化量も比較的大きく、向上幅の大きめな印象を持つ素材です。 その違いは加工にて刃物を入れた際の手応えにも現れてきます。 乾燥後は他の材にはない上品さと、クリスタルのような澄んだサウンドが特徴です。 エボニーは特にエイジングの効果が出やすく、トラブル回避と素材のポテンシャルを早期に発揮するのために、シルドでは必須レベルで処理をお勧めしている素材です。 こちらは近年メーカー製の高級ラインでも採用例が見られる様になったスモーキーエボニーで、その黒の合間に漂う煙の様な模様からそう呼ばれています。いわゆる真黒とサウンド的には違いが無い(同木のため)事から、逆にその天然の模様を取り入れた作品が作られるようになってきました。 インレイ等と組み合わせたり、指板に少し模様で表情を付けたい際などにいかがでしょうか。 【サイズ】 スモーキーエボニー (A)約506(長)×68-69(巾)×8(厚)mm (B)約530(長)×68(巾)×8(厚)mm 指板用Dryセッティング仕上げ
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インド黒エボニー指板材(ドライエイド処理)
¥8,980
SOLD OUT
インドエボニーの指板成形用材です。 エボニーは非常に乾燥が遅い材であるにも関わらず多くの楽器に使われており、ある程度の乾燥を受けてなお、楽器になってからも動く事が非常によく見られる厄介な材です。楽器になってからも動き、板の割れやネックの反り捩れの原因となるケースが少なくありません。 しかし、ひとたびドライエイジングにて狂いなどを先出しした後は非常に安定的で、緩さがぐっと締り、強度の向上や音抜け改善など変化量も比較的大きく、向上幅の大きめな印象を持つ素材です。 その違いは加工にて刃物を入れた際の手応えにも現れてきます。 乾燥後は他の材にはない上品さと、クリスタルのような澄んだサウンドが特徴です。 エボニーは特にエイジングの効果が出やすく、トラブル回避と素材のポテンシャルを早期に発揮するのために、シルドでは必須レベルで処理をお勧めしている素材です。 【サイズ】 インド黒エボニー (B)約508(長)×73(巾)×8(厚)mm 指板用Dryセッティング仕上げ (画像は参考画像です)
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ハカランダ・指板材(ドライエイド処理)
¥17,424
SOLD OUT
ハカランダの指板成形用材です。 もはやギター材の伝説となった、アマゾンの森林が生んだホーリーウッド。 その予測不能のエキゾチックに魅せる杢の存在感、まるで香料かと思う甘くスパイシーな強い香り、抜けの良いバランスに優れた硬質な響きなど、これほどまでに楽器用として濃いキャラクターを持った木材はそうそう無いでしょう。 こちらは実験などの為に、やや長めに管理し寝かせていた品です。 ドライエイジングは短期間で狂いなどが排斥されて安定感と共に強度の向上や、杢が鮮明になってきます。長期の保管管理のため現在ほとんど狂いは見られませんので、良好な素材としてお使い頂けます。 オールドギターのローズのブリッジや指板は実はハカランダ製で、やはりそれにしか出ないサウンドの味わいがあるとされています。 ヴィンテージ系のトーンを追求する際の貴重なリプレイスメントパーツとしてオススメします。 【サイズ】 ハカランダ 11×78×530ミリ 指板用Dryセッティング仕上げ
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マダガスカルローズ・指板材(ドライエイド処理)
¥11,950
マダガスカルローズウッドの指板成形用材です。 マダガスカルローズはハカランダが海を渡り別の土地に根付いたものという話も聞きますが、実際見た目はハカランダよりも素直で木目のうねりは控えめで質感はやや粗い様に感じます。しかしながら、その軽快な高音の抜けはハカランダグループと呼ばれるに相応しい実力を秘めています。 この固体はドライエイドによって強度とサウンド共に強化されており、外観は柾目の上位クラス品です。落ち着いた雰囲気ですが、サウンドポテシャルは高く、タップトーンはハカランダに肉薄するレベルでありサスティーンの長さと音の質感の滑らかさは高水準に位置しているように感じます。 現在ほとんど狂いは見られませんので、良好な素材としてお使い頂けます。 ポストハカランダでも人気があるマダガスカルローズの実力をご体感下さい。 【サイズ】 マダガスカルローズ 約533×79-80×7ミリ 指板用Dryセッティング仕上げ
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アマゾンローズ・指板材(ディープドライエイド処理)
¥5,170
SOLD OUT
アマゾンローズウッドの指板成形用材です。 アマゾンローズウッドと聞くとハカランダを思い浮かべる方も多いと思いますが、いわゆるハカランダとは異なります。 そもそも多様な生物種の宝庫であるアマゾンにはハカランダを含めかなりの種類のローズ種があるようで、そのうちの一つであるようです。ハカランダ特有の芳香もこれにはありません。 しかしながら、見渡せば木目は比較的柾目状で指板に向く傾向にありますが、はっきりとした木目の濃淡はエキゾチック系の洋材である事を実感させてくれます。 こちらは実験などの為に、やや長めに管理し寝かせていた品です。 この固体はディープドライエイドによってクリスタライズ化し、強度とサウンド共に強化されています。 年単位の保管管理のため現在ほとんど狂いは見られませんので、良好な素材としてお使い頂けます。 肝心のサウンドはタップにも軽く鳴ってくれる応答性で、締まりも良くカツンとよく響いてくれます。流石ハカランダが自生している地域のローズといったところでしょうか。サスティーンなどの傾向もハカランダの様な高強度ローズの特徴がしっかりとあります。 思ったよりも平均的にレベルが高く汎用的で、指板としては良材な部類の印象を受けます。 定番のインドローズとは異なった少し野性味のある模様で、ハカランダほどまで手が届かないとお考えの方には面白い材かもしれません。 【サイズ】 アマゾンローズ 9×71×535ミリ 指板用Dryセッティング仕上げ
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アフリカンブラックウッド・指板材(新型ドライエイド処理)
¥10,500
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アフリカンブラックウッドの指板成形用材です。 楽器用としては管楽器等に使われていましたが、近年その高強度な特性から高級ギターにも使われ始めています。 素材自体高価な部類ですので、製作家の方やメーカーでも多くは作らないスペシャルモデルにて使用例が見つかる素材です。 非常に密度の高い素材であり高強度で、名前から分かる様にその黒々とした概観から真黒のエボニーと引き合いにされる事もありますが、素材としては更に重く石のように硬い印象です。 エボニーはカキノキ科ですが、アフリカンブラックウッドはハカランダやインディアンローズウッドと同じマメ科のツルサイカチ属ですので、分類上はローズウッドになります。 サウンドもなかなか特徴的で、エボニーがやや切れのあるマットな雰囲気を持つのに対して、こちらは響きの減衰が穏やかで明るく、華やかなサスティーンで主張してきます。ハカランダなど高強度ローズ系の延長線上にある雰囲気があります。 かなり比重の高い木材ですが抜群の強度がありますので、指板に使用する事でそうそう弦のテンションには負けない安定感のあるネックとなる様に思われます。 ヴィンテージ系のトーンとはまた少し異なるモダンなトーンですが、サスティーンをまとった美しいソロトーンなどを追求する選択肢の一つとしてお選びください。 【サイズ】 アフリカンブラックウッド(グラナディラ) 9.5×71×531ミリ 指板用Dryセッティング仕上げ